沿革
~ 歴史 ~
三宝寺は寺としての歴史は古く延暦24年乙酉の年(西暦805年)今より1207年前 興福寺の高僧がこの地に立ち寄り、土地の長者朝倉氏と力を合わせて佐倉山に一宇を開き、等傳寺と名付けられました、今も等傳寺屋敷と云う畑が残ってます。
盛んに法燈が490年あまり転ぜられましたが 次第に衰えて廃寺同様になっていたのを弘安4辛巳年〔西暦1281年〕に紀州由良の鷲峰山興国寺開山法燈圓明国師心地覺心大和尚が今の地に伽藍を移して建立し、釈迦牟尼仏を本尊として安置し 寺名を大鏡山三寳寺と命名いたしまた。
その当時はなかなか立派で七堂伽藍の揃った寺でした
約220年間盛んに法輪が転ぜられましが ある年長雨により裏山が崩れて堂宇が壊滅いたしました。
大永2壬午年(西暦1522年)に当時外護の大檀那山手村銀山城主 杉原播磨守匡信公が
勅徳賜佛等禅師の法嗣 夷岳虎珀禅師を懇請して宗派を曹洞宗に改め中興の開山としました。
それより490年開山より代を重ねて26世となります。